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柴山一幸本人による楽曲解説

1.Hello!Hello!

数年前まで関西のSSW西村明正君と共同作業をして

楽曲を作っていたお話は前作「I’ll be there」解説でもお話しましたが

この曲もその時できた楽曲です。

アルバム最初の曲として意識した曲で、気立てのいいホーンセクションが

オープニングのファンファーレとして聴こえてきます。

細かい部分ではビートルズの「Oh My Loving」のように

青木孝明さんの弾くアコースティックギターが曲の途中で3連譜を刻んでいます。



僕らのファンでこのアルバム発表も楽しみにしててくれた方がいます。

その方が今年の春突然亡くなりました。

ずっとずっと前に書いた歌詞なのに、今この曲を聴くと

何だか彼に捧げているような気がしてきます、、、



どうですか、今回のアルバムは?!どの曲が気に入りましたか?!

どの曲も最高でしょ!!

2.僕は今も信じている

この曲も西村君と一緒に作った曲です。

オープニングの青木さんの爪弾くエレクトリックシタールは元々西村君のアイディアでした。

この音しかないってくらいハマってます!



音楽に依存し始めた頃から

好きになる女の子と「オンガク」を共有することが必然のようになっていて

結局たわいもない理由でその恋愛が終わりを迎えても

あの頃共有していた「オンガク」を聴くとその子のこと思い出してしまう。



どんなに歳をとって環境が変わって、ものに対する価値観が変わっても

あの時聴いてたオンガクはいつまでも色あせたりしないもんだね、、、

3.君とオンガク

ご機嫌なタイトルナンバーのこの楽曲は先に歌詞ができていたんだ。

元々矢野顕子さんの「ひとつだけ」の歌詞がなんて素晴らしいんだろう!と思っていて

何となく影響を受けて歌詞を書いていた。



ある時、確か「オマモリ」のPVを撮影してた時、

サウンドプロデューサーの炭竃智弘ことかまちゃんが

「ひとつだけ」が一幸さんに似合うと思うんです、と突然言い出して、、、

いや、実は、そんな感じで歌詞を書いているんだよ、、、と話したら、

僕、曲書きます!と言い出し、後日Aメロの部分を作ってきた。

一発で気に入ってBメロは一緒に作業をして作った。



僕の言葉とかまちゃんのメロディが「君とオンガク」のようにハーモニーして

こんな素敵な曲になりました。かまちゃん、ありがとう。

4.ペットサウンド

何て事でしょう!

まずお手元CDのこの曲の表記に間違いがあります。

(誤)words&music:柴山一幸&西村明正 (正)words:柴山一幸 music:柴山一幸&炭竃智弘

失礼いたしました!かまちゃんごめん〜!



熱心なビーチボーイズファンに怒られそうなタイトルのこの楽曲も

炭竃智弘と一緒に作った曲です。



朝方まだボンヤリしている時に曲が浮かぶことが多いのですが

この曲もそんな感じで「主従関係で 主従関係で、、、」と

言葉とメロディが一緒に浮かびました。

そこからストーリーを組み立てかまちゃんとスタジオに入り楽曲を完成させました。

歌詞もアレンジも攻撃的で1st「Everything」に通ずる雰囲気も持ち合わせています。

最後「おれのペットになれ!」と叫んだ後、トランペットソロが始まるって知ってました?!

つまりただのシャレです(笑)

5.お願いダーリン

この曲は歌詞に耳がいくようでレコーディング中、ドラムの宮川剛君によくからかわれました。

「ハイヒール履いたら 僕よりノッポだね ごめんね、、、」ってどんな歌詞だ!って(笑)

いや、だから、そのままなんですけど、、、

突っ込みどころ満載な曲ですけど、個人的には気に入ってるんです。



前作「I’ll be there」の収録曲「盛大な拍手を僕らに」でもご機嫌なトランペットソロを

聴かせてくれた三浦千明ちゃんがまたやってくれてます!

こんな曲に千明ちゃんのペットは合うな〜♪

6.サクカサカナイカ

この曲も朝方浮かんできた曲です。

浮かんできた時にはメロディ、アレンジ、歌詞の内容ほぼすべてがイメージできてたように思います。

かまちゃんと一緒にスタジオに入りピアノでアレンジしてもらってそんな感じで一気にできた曲です。

ソロのオーボエもはまってるでしょ♪

この曲で若山隆行ことワッキーがアルバム唯一エレキではなくウッドベースを弾いています。

7.Cry Wolf

確か前作「I’ll be there」後、最初にできた曲だと思います。

前作の勢いのままグランジロックのような激しい曲を作ってやろうと思い

結局グランジという感じではなくなってしまいましたが

十分ロックな楽曲だと思います。



詞のテーマとしてはCry Wolfつまり狼少年の戯言。

僕のような誰も知らない無名のシンガーソングライターが

何を歌ったってその存在もなくみんなの前を素通りするだけだろう、、、

だからどうせならこれからも好きな歌を好きなだけ歌ってやるよ!

青木さんのギターソロも最高だね♪

8.機関車

小坂忠さんの名曲のこの曲をどう料理しよう?

そんなこと最初からこれっぽっちも考えていません。

ただ単にこの曲が好きでこの曲を歌いたいだけ。

それだけで歌っています、今までも、これからも、、、



曲はオルガンとコーラス以外すべて1発録音です。

歌も仮歌で最後の方は泣いてしまっています。

歌をその後何度も録り直したのですが仮歌以上のテイクは録れませんでした。

これこそバンドマジック、その空気の中でしかドラマが展開しない。

それなら主人公を変えられる訳ないじゃないか?!

9.手はおひざ

直接はそんなに知らないけどSNSなどでその人の情報が入ってくるってあるじゃない。

よくライブに来てくれてたファンの方が急にある時から情報を発信しなくなった。

どうしたんだろう?!って気になっちゃって、、、

いつもそうなんだけど、曲を書くきっかけはそんなんだったりする。

でもどんどん妄想が膨らんで、、、

そしたらその妄想がまた一つ形になった、曲になった。



途中で出てくるかまちゃんのピアニカソロは聴くたびに素晴らしいと思う。

このアルバムのソロで一番心震えるものだ。

実はこのレコーディングの前かまちゃんとケンカしちゃってね、、、

一応仲直りはしたんだけど、まだかまちゃんの中で気持ちはくすぶってたと思うのね。

一幸さんを見返してやろうと思ったんじゃないかな、このソロで(笑)

そのくらい気合と気持ちと魂が伝わってきます。

何度も言うけどこの上ない演奏です♪

10.We are Music-Star

2年くらいライブ続けてきて何か一つ分かったことがあって、、、

みんなお客さんも対バンの人もPAや照明の人や、お酒作ってる人もみんなみんな

オンガクに依存してるなって(笑)

だからライブハウスっていう変わった箱の中で演奏したりチケットもぎったりしてる訳じゃない?!

それを歌ってやろう!と思ったわけよ。

どうせならそのパワーを一つに集めて

そうその依存パワーをライブでみんなで爆発したいなって思ったんだ。



お客さんと一緒に歌いたいしアホみたいに踊りたい!

ミュージック! ミュージック! ミュージック!って。

だってやっぱり死ぬまでオンガクに依存して生きていくんだからどうせなら楽しまなきゃね♪

俺たちみんな「We are Music-Star」ですね♪

11.ポイントカード

若い時ほどじゃないけど、でも今でも世の中不公平だなと思うんです。

あっ確かにその不公平の理由に、知らないだけで自分のせい、、、ってのも自覚してるんですけどね。

それでも基本世の中不公平だと思うんです。

空気も時間も天気も気持ちも何もかも同じトコにいないからね。

当たり前っちゃぁ当たり前田のクラッカー。



昔学校の先生もりっぱなこと言ってくれたもんだ。

「頑張れば何とかなる」なんて、、、

どうせなら「頑張っても何ともならないこともある」なんて教えてくれた方が建設的だったのにな。



そんなこと考えてたらこんな妄想が生まれてきて、、、

自分なりに頑張った毎日が、決して形にならなかったり結果が出なかったとしても

ポイントカードみたいに1ポイントずつ貯まって

それが一杯になったら賞品交換してくれるように小さな夢がかなったらなぁ、、、なんて思って。

そんな妄想を歌にしてみたんだ。



かまちゃんが「おどるポンポコリン」の近藤房之助さんのように

ゴキゲンなコーラスしてくれてるもんな(笑)

いい感じ〜!!オ〜イエイ〜!!



じゃあ、みんな、また次の作品で逢いましょう!!